1.
2.
3.
4.
呼び径φ100㎜(外径114㎜)の圧着能力を持ちながら、非常に軽量でコンパクトです。
又、圧着ヘッド収納BOXの上蓋は、圧着作業時のポンプベースとしてそのまま御使用いただけます。
圧着ヘッドのセット位置が、パイプ径に合わせて3段階に調節できると共に、セットピンは
中折れワンタッチ方式の大変使いやすい、当社独自の構造となっております。
圧着ヘッドホース接続部は、スイベルジョイント方式の為、360°自由に回転でき、作業姿勢を問いません。
又、ホースジョイントはクイックカプラーを使用しており、作業性の向上を図っております。
当社独自のセンタリングガイドは、パイプを常に圧着ヘッドセンター部に保持し、油圧シリンダーへの
偏荷重を避ける様工夫されており、扱い易さと共に長寿命設計となっております。
ホース方式
2:2mホース 圧着ヘッド側クイックカプラー付
4:4mホース 両端クイックカプラー付
デザイン番号
N:NEW
御用命の際は、上記表示にてお申し付けください。
【 仕 様 】
圧着能力(呼び径) |
圧着ヘッドセット位置 (ピン式3段) |
重量 (圧着ヘッド) |
標準セット (総重量 22㎏) |
|
ポリ管 | 塩ビ管 | |||
φ13~φ100㎜ |
~呼びφ50㎜以下 ~呼びφ100㎜以下 ~矯正用(φ100㎜) |
8㎏ (ホース除く) |
圧着ヘッド ハンドポンプ 収納BOX 補給用油さし クイックカプラー付ゴムホース
|
【 ご使用上の注意 】
・小石等の異物のかみ込や、劣化の著しいパイプの圧着は、圧着時にパイプを破損する
場合がありますのでご注意ください。
・シリンダー・ロッドエンドでのご使用は、油圧シリンダーの故障の原因となります。
又、パイプを挟まない状態での加圧は圧着面に
キズをつける恐れがありますのでお控えください。
※本仕様は、予告なく変更する場合があります。又、本機は止水工事を目的として開発
されており、完全な水の遮断を目的とするものではありません。
1.
Q φ100(外径114㎜)を圧着させて破損しないか
A 通常、小石等異物のかみ込、パイプの著しい劣化がなければ
パイプの破損なく工事ができます。
2.
Q:寒冷地での使用で破損しないか
A:当方で実績が無いので明確な答えは言えませんが、高知県当地区において冬場でも
使用しています。
(但し、塩ビ管の材質特性上極低温での硬化による影響は無視できないものと
思われます)
3.
Q:塩ビ管でHIVP及びVP管いづれも問題ないか
A:いづれも問題なく工事をしていますが、HIVPの方が耐衝撃性に優れています。
4.
Q:2mホースは片側のみクイックカプラー、4mホースは両端クイックカプラーと
なっているが、これはなぜか
A:2m程度であれば圧着ヘッド一体でもBOXへの収納作業に問題はありませんが、
4mとなるとホースそのものの収納がしにくくなる為、あえてホースと圧着ヘッド
を分解できるようにしています。
5.
Q:1台のポンプで2台の圧着機(ヘッド)をカプラーの脱着でできないか
A:圧着状態でのカプラーの脱着は出来ません。(再装着がホースの内圧の為不可能)
又、ストップバルブ等を使う方法でも作業性や安全性を考えるとお勧めできません。
6.
Q:保護スリーブとは何か
A:SKジョイントやフクロジョイントをいい、工事完了後圧着部の劣化が進行し
パイプが破損しても構わないように被覆保護する継手で一般に市販しています。
7.
Q:矯正作業とは何か
A:圧着作業完了後、パイプの弾圧と内圧によってある程度復元しますが、
不完全な場合、圧着部を90°側面から再度軽く圧着し行う作業です。
8.
Q:スイベルジョイントとは何か
A:360°自由に回転させる事のできる流体用自在継手の事です。
9.
Q:呼びφ100㎜矯正用穴で、なぜ他の圧着作業ができないか
A:シリンダーストロークエンドとなり、この状態でなお加圧を続けますと
シリンダーロッドカバーを確実に破損させます。
10.
Q:ホースクイックカプラー脱着時の油漏れ(2~3滴)は問題ないか
A:クイックカプラーオスメス側ともチェック弁が入っているので
それ以上は漏れません。
11.
Q:エアーブリーザーは何の為にあるのか
A:作業時はポンプから吐出した油の量と同じエアーを外部からハンドポンプ内部に取込み
ポンプ吸込みポートを負圧にならないようにする為の空気取り入れ口です。
運搬時にはここから油が漏れないよう閉めておきます。
12.
Q:圧着力はいくら位ですか
A:約4tあまりです。(7MPa使用時)
13.
Q:完全に水を遮断できますか
A:本機はあくまでも止水工事を目的として開発されており、完全に水を遮断するものでは
ありません。
14.
Q:φ100㎜の能力を持ちながら、8㎏と軽量に出来ているが、強度面は問題ないか
A:一般の圧着機はC型タイプの片持ちの為、その形状から重量並びに強度面において
問題があると聞いております。DPP-100においては独自のU型構造で、左右2本の
ピンで圧着荷重をそれぞれ分散して受けますのでφ100㎜の能力を持ちながら
8㎏と軽量化出来ました。なお、デザイン面におきましても徹底した応力試験の
結果、決定されたもので自信を持っておすすめ出来ます。
15.
Q:断水復旧後の水垢等の発生はどうか
A:一般の止水バルブで完全に止水して行う方法と比べ、最小限の断水範囲での工事ですので
水垢等の発生もほとんどありません。